過去ログ - マミ「もう何も怖かねぇ!」
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57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/27(水) 21:03:05.45 ID:Gafw+kPn0
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見滝原の夜道を教会へ向かって車を走らせる。

走る車の向かい風をうけ、黒髪をなびかせながら、ほむらは仁美に話しかけた。


「あなたを巻き込んでしまって、悪いと思っているわ。……ごめんなさい」

「もう事情を話してくれますよね?」

「何もかもまどかのためなの」

運転を続けながら、ほむらは答えた。

「まどかの命を狙っている連中がいる。私はなんとしてでもまどかを助けたい。その連中はまどかを人質にとって、
私に汚い仕事をやらせようとしている。はやく助けないと、まどかが殺されてしまう」

「…その仕事をやっては?」

「いえ…どの道まどかを殺す気でいることは分かっている。裏切りに気づかれる前にまどかを取り戻すしか
……手がないのよ」

そして呟くように、小さな声で一言付け加える。「私には……まどかが全てなの」一瞬だけ頬が赤くなる。

「まぁ…」

仁美が感嘆の息をつき、口元に手を添えると言った。「転校して一ヶ月ほどで……鹿目さんとそんなに急接近して…」


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