過去ログ - 男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」
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896:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/06(木) 23:24:43.57 ID:6Dqfq34DO
男「終わった、のかな」

ク「うわ、あ、うぅ」

男「気持ちはわかるけど、落ち着いて、もう、大丈夫だから」

ク「でも、だって、これ」

男「口の内側から脳天まで刀が貫通、あまり直視はしたくないね」

男「こちらが殺されなかったのだから、良かった、とか考えはしないのかな」

男「優しいねぇ」

ク「男さんは、大丈夫なんですか?」

男「刀で倒すという展開は考えてはいたからね、覚悟はしていたかな」

男「先に言っておけば良かったね」

ク「いえ、そんな余裕、なかったですから」

男「犬神だから、首でも落とすのかと思っていたのだけれど、やはり荒神としての側面が、いや」

男「目論見通り、英雄譚としての神話が強く出たのかな」

ク「目論見通り、ですか?」

男「尤も、僕の目論見では、無いんだけどさ」

ク「あ、犬神様、が」

男「消えていくね、埋めないといけないのかなと考えていたけれど、杞憂だったか」

ク「埋めるつもり、だったんですか」

男「それ以外に仕様が無いじゃないか、でも、どちらにしろ供養は必要だと思うけどね」

ク「供養ですか」

男「出来れば、神様として供養してあげたいね」

男「そこは君の家の話になってしまうから、僕が口を出すことは出来ないけど」


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