過去ログ - 男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」
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930:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/10(月) 00:28:56.16 ID:b5y5f2pDO
ク「犬神憑き、私の手に現れた、あれですか」

男「犬神信仰としてはある話かな、使役する側が祟られる、憑かれてしまう」

男「荒神としての側面も、何とか残していたのだろうね」

男「でも、この神社の神様で、荒神だけが復活しただけでは無かった」

男「荒神の復活を呼び水にした、のかはわからないけれど」

男「君の、神様としての力が目を覚ました」

ク「復活した、では無いんですか?」

男「復活出来るなら、復活していたんじゃないかな」

男「それが不可能だったから子孫に力を受け継いだ、必要な時まで眠らせたままで」

ク「眠らせたまま、つまり意図的に使えなくされていた、ということですね」

男「血が薄くなり過ぎて神話が再現されないと力が発揮出来ない、というだけなのかもね」

男「どちらにしろ、おそらくは君にもう不思議な力は無いはずだ」

ク「そう、ですか」

男「残念かな?」

ク「いえ、そうではありませんが」

男「いきなり少しだけ力を手にして、いきなり無くなったから現実感が無いのかな?」

男「ま、その話はいいとして」

ク「いいんですか」

男「君にまだ力があったとして、何かが出来る程では無いだろうし」

男「それに、君は別に何もしないだろ?」

ク「そのつもり、ですけど」

男「なら、それでいいじゃないか」

男「普通でいられるなら、普通でいた方がいいんだよ」


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