過去ログ - 紬「はみんぐばーど」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 18:35:44.75 ID:PNdIIEYCo
籠の中、そこに小さな雛鳥がいました。
 その雛鳥は、生まれた時からずっと、籠の外の世界に憧れていました。

 小さな籠の中で…雛鳥は、外の世界を夢見て、やがて大きくなって行きました。


 それからしばらく、身体も羽も大きくなった小鳥は、やっと籠の外へ出ることが出来ました。

 籠の外は窮屈な籠の中とは違い、とても広々としていました。
 小鳥も、念願だった外の世界へ…その羽を広げ、優雅に空を飛びまわっていました。


 でも、小鳥は知ってしまいました、その籠の外の世界に…窓がある事を。

 そう、そこは籠の外の世界の、小さな部屋なのでした…。

 窓に映る大きな青空と、その空を仲間と共に歌い、飛んで行く別の鳥を見て、小鳥は思いました。

 この窓の外へ出てみたい…ここよりももっと大きな空を、大切な仲間と共に、自由に羽ばたきたい…と。



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