23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 18:53:10.18 ID:PNdIIEYCo
紬「うん…お父様の付き添いでどうしてもね…。 みんなには悪い事したわ…この埋め合わせは必ずするから…本当、ごめんね?」
律『いいっていいって、そんなに気ぃ使わなくてもさ。 …でも、次はムギも一緒に…な?』
紬「うん、次は必ず参加するわ…」
律『へへっ…楽しみにしてる。 あぁそうそう、パーティーのおみやげ、よっろしく〜♪』
紬「うふふっ、りっちゃんったら…うん、記念にメロンを貰ったから、それを今度部室に持って行くわね」
律『おおっ! 楽しみにしてるよ、それじゃ…唯のヤツをコテンパンにして来るぜぃ☆』
紬「あははっ、頑張ってねー」
律『っと…あとさ、ムギ』
終わりかとおもった刹那、さっきまでの明るい声とは裏腹に、真面目なトーンでりっちゃんは話を切り出した。
律『何かあったら、迷わず私に話してくれよ? 私、ムギの為ならなんだってやるから』
紬「………りっちゃん」
りっちゃんの言ったそれは、私の全てを悟った上で言ってくれる感じがした。
律『ムギの家の事だから、平凡な庶民を私達にとやかく言う事は出来ないんだろうけどさ…でも、ムギの落ち込んでる顔だけは、見たくないんだ』
優しく、励ますように、私の心に触れてくれる。
その言葉に目頭が熱くなる感覚を堪え、私は彼女の声に耳を傾ける…。
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