3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 18:36:28.19 ID:PNdIIEYCo
某月某日、琴吹邸 大広間
紬父「えー、本日はみなさんお集まり頂き誠にありがとうございます」
父の挨拶でその日のパーティーは幕を開ける。
大勢の来賓が父の姿に注目し、私も凛々しく壇上に上がるその父の姿を、広間の端から見つめていた。
紬父「皆様のおかげで我が琴吹グループも今年で創立70周年を迎え、私も社長の座に就き、かれこれ10年…」
紬父「父より受け継いだ会社の為、私も未熟ながらに尽くして来た身ではありますが、その努力の甲斐もあり、何とか会社をここまで拡大させる事が出来ました」
紬父「今私がここにいられるのも、全てはこの場にお集まり頂いた大勢の方々のお力添えの賜物だと思っております」
重く、よく通った父の声が広間にこだまする。
そこにいるのはいつもの父ではなく、琴吹グループの代表としての父だった…。
紬父「そこでささやかではありますが、関係者の皆様への日頃の感謝の気持ちと、我が社のより一層の発展を願う意味合いで、本日はこのような催し物を開かせて頂きました…」
紬父「皆様、本日は大いに楽しんで行って下さい!」
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