33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 19:01:27.72 ID:PNdIIEYCo
紬「いいえ、斎藤のおかげで私は何ともなかったですし、大丈夫ですよ」
紬母「………紬、苦労をかけるわね…」
紬「いいえ…お母様、そんな顔をしないで下さい。 私…こんな私でも、お母様とお父様のお力添えが出来る事、とても嬉しいと思ってるんです」
紬母「……紬、その…ね」
母が何かを言いかけた、その時だった。
紬父「おおーーーっ! 紬、まだ起きてたか〜!」
静かな廊下に響く父の声…。 やおら上機嫌なその声から、酒に酔っている事が容易に想像できた。
紬母「あなた…こんな深夜に大声で…」
父の声に母が怪訝そうな声を出す。
……昔からアルコールが好きで、酔ったらとにかく上機嫌になる父だった。
…私にはお酒の事はよく分からないし、酔った父もどこか可愛げがあるので嫌いではない。
けど…、いつも真面目な父があんなに変わるなんて…。 酔った父を見る度にアルコールの怖さがよく分かるのも本当だった。
私もお酒を飲む歳になったら、あんな風に変わるのだろうか?
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