35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 19:02:40.02 ID:PNdIIEYCo
紬父「――――それで、来月の2日に我が家でパーティーを開くことに決まったんだ」
………………やっぱり。
……また、パーティーだ。
今日いた来賓、その人達と、また顔を合わせる事になる。
私にとって大事な記念日…誕生日に、私はまた…あの人達と、顔を合わせるんだ…。
鏡を見ずとも表情が曇るのが自分でも分かる。 でも、それを父にも母にも悟られない様、私は振舞う。
紬父「早速斎藤にも準備を任せておかないとな…はっはっはっ」
紬母「…あなた、そんな勝手に…紬の事情も聞かず…!」
紬父「良いじゃないか、せっかく大勢の方が祝ってくれると言うんだ」
紬父「私も紬が喜ぶプレゼントを用意しておこう、紬、楽しみにしててくれ、な?」
強めの口調の母の声を受け流し、父はニコニコとした顔で私に語りかける。
そんな楽しそうな父の顔を見てしまっては、私も今更嫌だと言えるわけがない…
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