55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 19:17:38.57 ID:PNdIIEYCo
通学路を少し外れて歩いたそこは、普段来ない河川敷だった。
夏の夕日は遠くに浮かび、目の前の川を一面、真っ赤な夕日が染め上げる…
遠くの空は薄紫に染まり、星が微かに輝く。
夕闇に溶ける空は、そう遠くない時間で夜が来ることを伝えてくれていた…
私達は手頃なベンチに座り、しばらく2人で夕日を眺めていた…
律「ほいよ、炭酸で良かった?」
紬「わざわざありがとう、あ、お金…」
律「いいよいいよ、私の奢りでさ」
紬「…ありがとうね」
律「気にしないの、あ、開けれるよね?」
紬「うん…」
りっちゃんから渡された缶ジュースを開け、中身を一口飲み込む。
冷たい炭酸と果汁の香りが口内に広がり、思わず身震いする。
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