過去ログ - 勇者「……ハハッ。 ここまでか」
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52:つくね ◆GC8Yph5hbiqT[sage saga]
2011/07/27(水) 10:21:48.50 ID:7VQtedjco
女「王族の方々も《勇者》の系譜であられたと? でもそれでは……」

男「うん、王を含めて王族の方々は、雷呪を操ることも聖域魔法も使えない」

女「血筋だからといって、当代の《勇者》にはなれないということですか……」

男「そういうことになるね。 ……そうだ、気になる話を聞いたんだ」

女「気になる話……ですか?」

男「ああ。 王は雷呪を使えるが故に《勇者》の特権をお認めになられたが」

男「あの賢明な王のこと、それだけでは特権をお認めになることはない」

男「《勇者》と相対し、人と成りに触れてお認めになることにしたそうだ」

女「でもそれならば……」

男「ああ、もし《勇者》が王が認めるほどの人格者だとするなら」

女「今の《勇者》は、全くの別人のように見えるということですね」

男「王が言うには、当時の《勇者》は、高潔で純粋で無垢に見えたそうだ」

女「……それはもしかして、とても欺され易いのではないでしょうか?」

男「あ゛……」



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