過去ログ - グラハム「極めて近く、限りなく遠い世界で」
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5: ◆/oAS1KZo5E
2011/07/26(火) 00:14:22.06 ID:4B079noSO
それから私はギリアムのツテでカーウァイ・ラウ大佐率いる特殊戦技教導隊に所属する事となり、そこでギリアムを初めとするゼンガー、エルザム、カイ、テンペストと言った面々と交流を深める事となる。

何より驚いた事は『こちら』の世界でも私が元いた世界と同一人物がいた事だろう。
ギリアム曰く、平行世界ではこの様な事は珍しくないらしい。

そんな中、私はこの世界を受け入れ徐々にだが確実に順応して行くのを実感していた。
そう、新たな火種が蒔かれようとしている事も知らずに……


グラハム転移から約2年後

-地球連邦軍 極東方面軍伊豆基地-

グラハム「お久しぶりですレイカー司令」

レイカー「グラハム少佐か。あの時以来だな。で、今回はどうした?」

グラハム「ええ、実はビルトラプターの件で来たのですが」

レイカー「そうか。しかし一足遅かったな」

グラハム「では……」

レイカー「ビルトラプターは可変試験中で空中分解。幸いな事にパイロットは一命は無事だったが」

グラハム「そうでしたか。やはり、ラプターの強度問題は解消されていませんでしたか……」

レイカー「それもあるが、私が不在中にハンス中佐の独断で行ったらしくてな」

グラハム「ハンス・ウィーバー中佐……彼ならやりかねませんな」

ハンス「私がなにをやりかねんと?あっ?」カツカツ

グラハム「これはハンス中佐。お久しぶりです」

ハンス「フンッ、相変わらず不遜な奴だ。教導隊出身だからと言ってあまり調子に乗るなよ」

グラハム「心得ております」

ハンス「で、何の用で来た?貴様が開発に携わったビルトラプターなら空中分解したぞ」


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