過去ログ - 上条当麻「魔法少女には絶望しか残ってないっていうなら――!」
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(三重県)
[saga]
2011/07/27(水) 07:49:17.43 ID:E1NboJAP0
拘束を解いた上条は、結界内を走る。
巴マミを見つけ出すために。
巴マミを救い出すために。
当麻「はっ、はぁっ…くそ、何やってんだよ俺。ほんの二、三日前までただの不幸学生だったのにさ」
当麻「訳わかんね−モンに襲われて訳わかんねー人に助けられて訳わかんねー人助けようとして」
当麻「ったく…不幸だよホント」
当麻「けど、それでも…何でかなんてわかんねーけど…っ」
当麻「マミさんに死んで欲しくねえんだよっ!」
上条当麻は、走り続ける。
硝煙が辺りを覆い尽くす。
巴は、自らの勝利を確認した。
マミ(いや…何かおかしいわ…。今回の魔女は、私に対して何もしてこなかった。明らかにおかしい…)
しかし、拭いきれぬ違和感を支持する状況証拠は一つもない。
彼女は気持ちを切って、上条らを解放するために銃をしまい、踵を返した。
その瞬間、だった。
確かに倒したはずの魔女の中から不気味な正体が飛び出し――巴に襲いかかったのだ。
まどか「………っ!」
さやか「マミさんっ! 後ろ――」
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