過去ログ - 上条当麻「魔法少女には絶望しか残ってないっていうなら――!」
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45:1[saga]
2011/07/27(水) 22:18:39.47 ID:E1NboJAP0
マミ「い、いやでも…迷惑じゃない?」

少年「まさかまさか。マミさんの買い物についていけるなんてとんでもないご褒美ですよー」

マミ「…そう、ありがとうね。じゃ、お言葉に甘えて。そうしましょうか」

二人は並んで歩きだした。
その後、物陰から不意に一人。

ほむら(二人とも、ちょろいものね…携帯電話の管理が甘すぎるわ)

ほむら(…ま、今日くらいは巴マミに良い思いをさせてあげましょう…)

ほむら(とんでもない事を知ってしまったあとだしね)

――――――――――――――――――――――――――

ほむら「巴マミ。あなたに伝えなければならないことがあるわ」

マミ「…何かしら。上条くんの事なら、お願いだから今は勘弁して頂戴」

ほむら「…いえ、魔法少女についてのことよ」

そして私は、全てを離した。
ソウルジェムの正体。
魔法少女の末路。
魔女の正体。
今までの巴マミにこれを伝えることはタブーだったが、今回は違う。

マミ「そ、そんな、事…それじゃ、そんなの、私、私達、死ぬしか――」

ほむら「死ぬしかないとか、そんな甘ったれたこと言わないでね」

マミ「――っ、で、でも!」

ほむら「…あなたはちゃんと話を聞いていたのかしら?
    『絶望』し、『魔力を失った』魔法少女が魔女になる…」

ほむら「ならば、『希望』を失わなければいいというだけの話よ」

マミ「そんな…そんな都合のいいもの、あるわけが…」

ほむら「あら、あなたには居るじゃない。とんでもなくお人好しで都合のいい『希望』が」

マミ「なっ…! 暁美さん、ななな、なな何を言って……!」カァァ

ほむら「『正義の味方』でいられる自信がないのなら、『正義』が『希望』に成り得ないなら…
    彼を『希望』にしてしまいなさい。彼のために戦いなさい」

マミ「う、ううっ…」カオマッカッカ

ほむら「まあ、『上条当麻』でも足りないって言うんなら、その時は私が――」

ほむら「――そのふざけた幻想を、ぶち殺してあげるわ」

マミ「…あは。何よ、格好つけちゃって…」

ほむら「あら。個人的には決まったと思っていたのだけれどね」

マミ「…ありがと。お陰で大分楽になったわ」

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