過去ログ - 上条当麻「魔法少女には絶望しか残ってないっていうなら――!」
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84:1[saga]
2011/07/29(金) 21:59:25.39 ID:UzioilOY0
一方美樹さやかは、余程のことになっていた。

さやか「」ドヨーン

ほむら「…ねえまどか。美樹さやかがやばいのだけれど」

まどか「やばいね」

さやか「」ドヨヨーン

ほむら「…やっぱり、上条恭介の事かしら」

まどか「うん。『恭介が取られちゃう〜』って」

ほむら「ええ。で、『こんなゾンビみたいな体で抱いてくれ、キスしてくれなんて言えない』でしょう?」

まどか「良く知ってるね」

ほむら「…何度も見てきたから」

暁美は悩んでいた。
このままでは間違いなく美樹は魔女化する。
だがしかしこうなってしまっては自分に何が出来るというのか。
救いたい少女一人救えない自分に、恋愛相談など冗談にもならない。
だけどしかし、自分にただ一つ言えることは…

ほむら「…美樹さやか。一つだけ言っておくわ」

ほむら「そうやって嘆くことはとても楽な事だけれど、いずれ今の辛さ以上の後悔を生むわ」

ほむら「あなたにも既に話した私の来歴だけれど…私は、一つも後悔していない」

ほむら「あのまま巴マミとまどかが死んでしまった世界で生きるよりは、余程ましだから」

ほむら「…特に、今回は初めて全員生存のままでここまで来られたのよ…」

ほむら「あなたがどう考えているかは知らないけれど、勝手に魔女化するなんて許さないから」

ほむら「そこだけは覚えておきなさい、美樹さやか」

さやか「……」ドヨヨヨーン

ほむら「」

まどか「聞いてないね」


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