過去ログ - 上条当麻「魔法少女には絶望しか残ってないっていうなら――!」
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908: ◆J0nZQhi5n4XG[sage]
2011/11/12(土) 08:58:59.25 ID:WN/UdAIV0
「美樹さやかは、もう戦う事が出来ない」


ある日のこと、美樹さやかに異変が起こる。
回復魔法が正常に作動しない。
剣戟が狙った方向へ飛ばない。
加速魔法で魔女に接近しようとすると、あらぬ方向へ吹っ飛んでしまう。


「当たり前だよ。君のハードにがたが来ているんだ」

「はぁ!? 魔法少女の身体はただの外付けハードで、だから傷ついても問題ないんじゃないの!?」

「……そこは見解の相違だね。身体を外付けのハードウェアにする目的は、どちらかというと『痛覚遮断』が目的だ」

「君のように、ダメージを負う事前提で突っ込んでいくようなやり方は流石に想定していない」


「ああ、傷つくこと自体に問題はない。それは厳然たる事実だ。僕は嘘を吐かない」

「だがしかし、想像してみてくれ。『魔法少女』という『パーソナルコンピュータ』があるとしよう」

「『モデム』は『ソウルジェム』、『モニター』を『身体』と言い換えても意味に大差がないって事は、分かるよね」

「そこで質問だ」

「君たちは、ハンマーで叩き壊された『モニター』を、修理してもう一度使おうと思うかい?」

「普通、そうなったら買い換えるのが一般的だと思うんだけど」


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