過去ログ - 上条当麻「魔法少女には絶望しか残ってないっていうなら――!」
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[saga]
2011/07/29(金) 22:10:42.62 ID:UzioilOY0
そして、上条恭介は歩き出す。
美樹さやかを救うために。
オクタヴィア「NNAAAAAAWU!EEKUSUOYK!EEKUSUOYK!」
オクタヴィア「OOOYIANERAREMOT,INONIANETNNANUKATIHSAWOK!」
恭介「…さや、か?」
オクタヴィア「NNAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAWU!」
少年「ああ、あれがさやかだよ」
恭介「…ついてきて、大丈夫なのかい?」
少年「大丈夫じゃねえのはお前だよ。実は俺には隠された力ってもんがあるんでな」
恭介「ははっ、何それ? 中二病?」
少年「言ってる場合かよ」
軽口を叩きつつも、魔女への警戒を外さない少年。
対して、上条恭介は、先程から自分の左手の感覚に戸惑っていた。
いや、正確には…左手が治って以来ずっと、何か違和感を覚えていた。
恭介(何か左手から…何かは分からないけど、何かを感じるんだ)
恭介(僕には似つかわしくないような、優しい何かを)
彼は左手をぐ、と握り締め、ぱ、と放す。それを何度か繰り返した後、
人魚の魔女に向かって駆け出した。
オクタヴィア「NNAAAAAAWU!EEKUSUOYK,OOYETEKUSAT!」
恭介「さやかぁぁあああああああっ!」
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