32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)
2011/07/26(火) 23:08:40.56 ID:wthRjxmAO
安心院「そうだよ」
安心院「僕は生粋の日本人だ」
安心院「生年月日は○○○○年の○月○日の17歳」
安心院「これ、僕の健康保険証」
安心院「僕はいわゆる捨て子でね、学園長の不知火袴くんに拾って貰ったんだ」
神戸「不知火グループの……最近、黒神グループと経済戦争をした？」
安心院「君達はもう少しよく調べたまえよ、緊急対策特命係さん」
杉下「……」
安心院「その保険証を役所持って行って調べたら？」
杉下「いえ、その必要はありません」
神戸「えっ、でも」
杉下「大変失礼しました」
安心院「気にしないで、不知火グループの人間だから失礼な目に遭うのは慣れている」
杉下「お返しします、いきましょう神戸くん」
神戸「失礼します」
安心院「どうも」
杉下「あ、最後に１つだけ」
安心院「なんですか…？」
杉下「携帯電話は、どうされました？」
安心院「えっ？」
杉下「あなたが我々にあの日電話した、その携帯電話ですよ」
杉下「存在しない番号だったもので…」
安心院「解約したよ」
杉下「それまたどうして」
安心院「メンテナンスに行った時のショップ店員の態度が気に食わなくてね」
安心院「辞めたの」
杉下「そうでしたか」
安心院「もう行っても？」
杉下「はい、ご協力感謝致します」
安心院「どういたしまして」
安心院(杉下右京……やはり侮れないね)
安心院(僕が咄嗟にスキルを使わなければ危なかった)
杉下(安心院なじみ、何者でしょうかねぇ……)
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