過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 00:58:11.62 ID:A1e8z63Fo

 マミを部屋に送り届けたステイルは、一服すべく立ち寄った公園の街灯に背を預けた。
 止まることを知らない噴水を眺めながら、火の点いていないタバコを手元で弄っていると。

ほむら「……ステイル=マグヌス」

 それこそ錯覚かと勘違いしてしまうほど唐突に、視界に映る噴水の向こう側に暁美ほむらが現れた。
 水飛沫が街灯の光に反射して輝いているため、首から上が見える程度だが。

ステイル「これはこれは。僕はファンタジーには疎いんだけど、今のも魔法によるものなのかい?」

ほむら「答える義務は無いわ。それより」

ステイル「それより?」

ほむら「あなたがなんであれ、私には関係のないことだけれど……まどかには関わらないで」

ステイル「なぜだい?」

ほむら「……あなたがなんであるのか、私には分からないからよ」

ステイル「……君は人を疑いすぎだと思うけどね」

ステイル(その心は警戒と恐怖、それに僅かな勇気……未知との遭遇というやつか。まいったな、立場はほとんど同じじゃないか)

ステイル(魔法少女が全員巴マミのようであるとは限らない……キュゥべぇの狙いも分からない……ふむ)

ほむら「あなたと私は、同じ立場のはずよ」

 とどめとばかりにほむらの言葉がステイルの胸に突き刺さった。

ステイル「……確かに。疑われるのは嫌いだし、疑うのも好きじゃない。それじゃあ手の内を明かそうか」



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