過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 18:32:26.07 ID:A1e8z63Fo

さやか「じゃ、じゃあ転校生の力は!? その治癒魔法ってので、マミさんを助けられるんでしょ!?」

ほむら「……残念だけど、私には治癒魔法を扱うことが出来ないわ」

まどか「そんな……!」

ほむら「彼女を助けたかったら、はやく医者を呼ぶことね。そしてもう二度と、魔女に関わらないと――」

ステイル「いや、その必要はないよ」

 ほむらの言葉を遮るように、先程まで様子を伺っていたステイルがマミの体に触れた。

ほむら「……なんのつもりかしら?」

ステイル「いや、彼女が負っている傷は僕が発動した魔術が原因の物だからね。綺麗さっぱり無くそうと思っただけさ」

さやか「あ、あんたねぇ! 乙女の肌になんてk」

ほむら「黙ってて。それで可能なの? それに魔術って?」

ステイル「君も黙って見ていたまえ」

 先ほどのお返しだと言わんばかりに言ってのけると、ステイルは巴マミの傍にひざまずいた。

ステイル(さて、用意するルーンは二つ。水を意味するLaguzと火を意味するkenaz。それにいくつかの法則を用い……)

 三人と一匹が見守る中、ステイルは黙々とマミの体の周囲にルーンのカードを配置し、
 さらに地面やカードに石とマジックで何かを書き連ねていく。
 一刻を争う事態だというのに、誰もがその行いに目を奪われていた。

 好奇心に溢れた目で、恐怖心に駆られた目で。あるいは彼自身を品定めするような目で。



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