過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 22:08:27.00 ID:A1e8z63Fo

 そんなまどかの問いに、しかし冷静なままでいるさやかは無表情のまま淡々と述べ始める。

さやか「魔法少女の力の源泉はソウルジェムでしょ? で、ソウルジェムは魔法少女になった時に作られる」

さやか「こっから先は推測だけど、多分だけど……ソウルジェムは、魔法少女の願いとか祈りから出来てるんだよ」

さやか「そのソウルジェムが穢れで染まっちゃえば……願いは取り消される。多分、再契約とかも出来ないんだと思う」

まどか「そんな! でもそれだけじゃ、マミさんが死ぬ理由には……」

さやか「ねぇまどか。思い出して。マミさんが何を願ったのかを」

まどか「――!」

 巴マミの願いは、『たすけて』というたった四文字の言葉からなる。
 そしてそれは離れ行く生命を自身に結びつけることで形となった。
 その願いが取り消されれば、祈りの力によってに結びつけた生命はいとも容易く彼女の下から離れてしまう。
 さやかは瞳に涙を浮かべて、しかしそれが零れ落ちないように上を見上げて。

さやか「何かを願った分だけ、その願いのために命を懸けなきゃいけない……魔法少女って、そういう仕組みなんだよ」

まどか「そんな……そんなのって……」

ステイル「……」



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