過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
1- 20
159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 22:09:34.64 ID:A1e8z63Fo

ローラ「さてと……いくつばかりか伺いたいことがあるのだけど」

QB「いいよ。こっちもいくつか欲しい情報があるからね」

                       システム
ローラ「魔法少女、こちら側の法則で再現することは可能?」

QB「どうだろう、君達の魔術は確かに凄いけど、所詮は人間に行えるレベルの範囲だからね
.   僕達の技術力が君達のそれに比べて発達しすぎていることもあるし、難しいんじゃないかな」

ローラ「推察は聞いてなきよ。あるがままの事実を伝えなさい」

QB「魂をSG化させることが最大の難点だろうね。そこを魔力や生命力に置き換えれば、だいぶ出力は下がるけど
.   魔法少女に近しいものは出来上がるんじゃないかな。感情の爆発によって発生するエネルギーの運用も難しいかもね」

ローラ「ふむ……」

 手中にあるグラスを弄りながら黙り込むローラを、QBは感情の篭っていない瞳で見つめる。
 彼女の考えがなんであるのかは分からないが、おそらく自身の利益に繋がるかどうかを推し量っているのだろう。
 グラスを弄っていた手を止めて、ローラはQBに目をやった。

ローラ「じゃあ、そこから先へは? 魔法少女の上……つまり」

.       マジョウ
ローラ「≪魔上≫の域の話になりけるのだけれど」

QB「……まいったね」

 ≪魔上≫が何を指し示しているのかを悟ったキュゥべぇが、困ったように尻尾をふりふりさせた。
 つまり、彼女はおぼろげながらも魔法少女の仕組みを理解しているのかもしれない。
 だからこそあのような当て付けをしたのだろう。

 交渉に用いるカードが一つ消えたことを再確認しながら、QBは首を縦に振った。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/798.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice