過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 22:20:42.71 ID:A1e8z63Fo

ステイル「彼には魔術的な才能も無ければ見識もない。彼に魔術を施せば、彼の精神は蝕まれるだろう
       それを除いたって、僕には彼の左手のような複雑な怪我を治すような知識や霊装……道具もない」

さやか「だぁかぁら! なんも言ってないってーの!」

まどか「さ、さやかちゃん……」

さやか「ちゃんと分かってるよ。あんたたちみたいな日陰者は、あんま日向の人には干渉しちゃいけないんでしょ?」

ステイル「……それも、ないわけじゃないが」

さやか「だから大丈夫、あたしは我侭言わないよ。恭介だって、そんなこと望まないだろうし」

 あっけからんに言うと、さやかは無理やり笑顔を作って笑って見せた。

ステイル「話を続けるが、僕の知り合いの医者なら彼の左手を完璧に治すことは可能だよ」

さやか「うんうん、そういう事情なら仕方ないよね――ってえぇっ!?」

まどか「ほ、本当なのステイル君!?」

 面白いくらいに動揺する二人の横を通り過ぎ、玄関の方を顎でくいっと指し示す。

ステイル「ここで詳細を説明することも出来はするが……」

 と、周りを見渡す。看護師や待合人であろう人々が、騒がしいものを見るような――いや、見る目で見ていた。
 この調子では説明し終える前に看護士から注意を食らいそうだった。



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