過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 22:22:24.34 ID:A1e8z63Fo

 ばつの悪そうな顔をしている神裂に茶を出しながら、野菜スティックを口にくわえたステイルが手を振った。
 それだけでルーンのカードが部屋中を飛び交い、壁に貼り付き、漏れた音を人に知覚させない結界を構築する。

ステイル「……それで、監視の理由は?」

神裂「その前にまず誤解を解かねばなりません。私たちが監視をしていたのはあなたではありません。
.     それに、私たちの本来の目的は監視ではなく観察なのです……とある一人の少女を除いて、ですが」

ステイル「なんだって?」

 ステイルを監視していたのではないとすれば。
 残る対象はほとんど限られてしまう。それに妙な言い回しも引っかかった。

神裂「私たちが観察していたのは、巴マミです。彼女の戦闘能力や、SGのあれこれを観察していました」

神裂「理由ですが、これは説明するまでもなく上司からの命令です
.     私たちの任務の目的は、可能な限り魔法少女の能力について調べ上げること」

ステイル「それなら僕で十分だろう」

神裂「魔法少女の数はあなたが想像するよりも多いのですよ。現在私たちが確認しているだけで10人以上います」

神裂「あなたのお友達である巴マミや暁美ほむら、それにあなたは知らないでしょうが佐倉杏子」
         ~~~~~~~
神裂「それから“あすなろ市”の“プレイアデス聖団”にキリカと……」

 そこで神裂は言葉を切った。口をもごもごと動かし、言うべきか否かを悩んでいるように見える。
 野菜スティックを咀嚼しつつ、ステイルは頭をぽりぽりと掻いた。このままでは話が進まない。

ステイル「確定情報でないなら言わなくていいさ、それに今重要なのはそこじゃない」



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