過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
1- 20
222:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/29(金) 12:35:04.17 ID:dSAMDAYMo

 ほぼ同時刻。
 9割5分が黒く染まったSGを手元で転がしていたマミは、突如として言いようのない不安に襲われた。

マミ「虫の知らせ……ってやつかしらね」

 魔法少女としての経験と、元からある直感が『これから良くないことが起こる』と告げているような、そんな漠然とした何か。

 そして彼女は。

 ほんの少しも迷わず、“刹那の時間すらも躊躇わず、SGを握り締める。

 その動作に呼応するかのごとく、SGが一度だけ大きく脈動するように輝きを放った。
 それが示唆するのは、使い魔の存在。

マミ「使い魔……! 大変、早く行かなきゃ……!」

 患者用のパジャマを着たまま、大急ぎで病室を飛び出す。
 さきほどまでマミの傍らにいたはずのQBがいなくなったのも、魔女が原因だろう。
 頭の中で目星をつけながら、一度だけテレパシーを試みるが応答は無い。
 既に結界の中か、あるいは……

マミ(位置的に屋上、で合ってるわよね……?)

 可能な限り魔力を節約しつつ、全速力で使い魔がいるであろう場所に向かう。
 運が良ければ、SGが黒く染まりきる前にマスケット銃で使い魔を撃退することくらいは可能だろう。
 引き金を絞った後の事は考えない。

マミ(私に出来るのは、みんなを守ることだけだから!)



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/798.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice