過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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229:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/29(金) 12:40:50.41 ID:dSAMDAYMo

 さやかが事情を説明すると、ステイルは血やらお菓子の跡やらをルーン魔術で綺麗さっぱり洗い流した後で、
 寝息を立てる女の子を病院の人間に引き渡した。

 お菓子に対する精神的外傷、つまりトラウマが芽生えるかもしれないが、あくまで軽い物というのがステイルの見立てだ。
 つまり、悪い夢を見ていた程度のことにしか思わない、ということ。
 それを聞いたさやかは安堵の表情を浮かべて、それから照れくさそうにそっぽを向いて。

 ありがとう、と小声で言った。

マミ「あの女の子を救う……それを叶える代わりに魔法少女に……ね」

まどか「本当に、良かったの? さやかちゃんならその、上条君の腕だって……」

さやか「んー、実はちょっとだけ悩んだ」

さやか「でもほら、恭介は治るって分かってるしさ」

まどか「さやかちゃん……」

さやか「それに比べて、あの子は治るどころか……あそこで終わっちゃいそうだったから」

 だから、と。笑顔を浮かべて、さやかは続ける。

さやか「あたしは、後悔してないよ」

ステイル「……そうかい」

さやか「あーでも、これであたしは文字通り、一人分の命背負うことになったんだよね。じゃあ気をつけないとなー」

まどか「え? あ、そっか、願い事……」

マミ「そうね、SGが穢れ切れば願いは取り消されてしまうもの」

まどか「マ、マミさん知ってたんですか!?」

さやか「……敵わないなぁ、この人には」



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