過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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264:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/29(金) 23:32:04.21 ID:dSAMDAYMo



『キュゥべぇ――!!』



 巴マミの悲鳴にも似た呼び声を聞いて動揺したステイルは石ころにつまずいた。

ステイル(……今のは?)

 その声色はあまりにも悲痛で、今にも壊れてしまいそうだった。
 だが名前を呼ばれた当の本人(?)はどこ吹く風といった感じで、まどかの肩に捕まって惰眠を貪りまくっている。

ステイル(他に聞いた者は……)

 まどかはもちろんさやかにも異変は無く、ほむらにもこれといって動揺した素振りは見られない。
 否。妙に嬉しそうな顔をしながら、石ころにつまずいたステイルの顔を覗き込んできた。

ほむら「どうかした?」

 片手を挙げてなんでもないと答えながら、彼は極々自然に懐に手を伸ばした。
 目当ての物はすぐに見つかった。ほんの少しのルーンと陣が書き込まれた、カード状の通信用霊装である。

ステイル(確かにこいつなら巴マミがくすねたカードと互換性が利くが……微量の魔力を込めない限り扱えないはず)

ステイル(そもそも巴マミは霊装の扱い方を知らない。魔法と魔術、本質は似ているが互換は無理だろう
       これが作動するきっかけがあるとすれば……あちら側の魔力を無理やりにでもぶつければ、あるいは――)

ステイル(――魔力を、ぶつける?)

ステイル「巴マミが危ない……!」

ほむら「え?」



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