過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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285:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/31(日) 01:36:06.74 ID:ADDk8zfIo

 事情が呑み込めないでいる三人を急かし立てて、ステイルは巴マミの部屋まで走った。
 辿り着いた時にはすでに全身びっしょりで、息も絶え絶えだったが、それ以上に酷い寒気をステイルは感じていた。
 取り返しの付かないことが起きてしまった……そんな寒気だった。

ほむら「あ……あぁっ……!」

 突然ほむらがくずおれた。
 地面に膝を着き全身をわなわなと震えさせて、唇を噛み締めている。
 その目元には、わずかに涙が浮かんでいた。

まどか「ほ、ほむらちゃん? 急にどうしたの?」

さやか「ねぇちょっとステイル、一体全体何がどうなってんのよ!?」

 さやかの問いに、ステイルは答えられない。

さやか「ああもう、なにがどうなってんのよ! あんたら、これからマミさんに会うってのにそんな顔、で」

さやか「……まさか」

 はっと口に手を当てて、さやかが息を呑んだ。
 ステイルとほむらの様子から、何が起こったのかを察したのだろう。

まどか「さやかちゃん?」

さやか「……うそ、ねぇ、そんな……ステイル!?」

ステイル「……残念だが確証は持てない。しかし……」

さやか「ッ! もういい、あたしが試す!」

 焦れたさやかがソウルジェムを取り出して魔力を込める。
 さやかの思いに呼応するように、ソウルジェムは眩い光を放って輝いた。
 それが意味するところは――

まどか「魔女が……いるの……!?」



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