過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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347:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/01(月) 13:50:51.92 ID:LZnhEvI0o

――そんな二人の様子を、影から覗いていた二人組の修道女、長身のルチアと小柄なアンジェレネはそろってため息をついた。

アンジェレネ「今トリップしてましたよね。間違いなくトリップしてましたよね!?」

ルチア「……よりにもよってそこですか?」

アンジェレネ「えぇ!? だっだって普通そこでしょう!? 今絶対シスターアニェーゼは頭の中で良からぬ想像してましたよ!」

ルチア「ですから、その前に観察対象と仲良くなってることをおかしいとか思う思考回路はないのですかあなたは……!?」

アンジェレネ「えー、だってその方が対象の警戒も緩んで観察しやすくていいじゃないですかー」

ルチア「同じように隠れている天草式の方々の『おい、どうすんだこれ』『とっとと連れ戻せ』
...    的なオーラと視線があなたには分からないようですねシスターアンジェレネ……!」

アンジェレネ「いやーお腹空いちゃってもう考えるのさえ億劫で仕方がないんですよー」

ルチア「……はぁ」

 ふかーいため息を吐くと、隣でぐぅぐぅぎゅるるぐるるるると腹から異音を発するアンジェレネを無視して杏子たちに視線を移した。

 アニェーゼの気持ちはよく分かるが、仕事は仕事である。
 ゴソゴソと通信用の霊装を取り出すと、アニェーゼの持つそれへと回線を繋げた。

 遊びはもう終わりだ。自分達に任せられた仕事を、しっかりと行わなければ。



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