過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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440:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/04(木) 19:02:21.79 ID:VbLv+hVIo

 などと思考を働かせていると、視界に二人の少女が入ってきた。美樹さやかと志筑仁美だ。

まどか「さやかちゃんも仁美ちゃんもおはよー!」

仁美「あら、まどかさんにマグヌス君。おはようございます」

さやか「ん、おはよー」

ステイル「……昨日はどうしたんだい?」

 妙に浮かない顔をしたさやかは、愛想笑いを浮かべて風邪を引いたんだ、と答えた。
 もちろん神裂からの報告を受けているステイルはそれが嘘だと知っていたが、
 わざわざ指摘するほど彼は間抜けではない。

まどか「さやかちゃん……」

ステイル「オッホン……体調管理は万全にしておいたほうが身のためだよ、何があるかわからないからね」

 彼女の名誉のためになにも知らない振りをすると、心配する様を装う。
 さやかはふたたび笑いながら手を振り、だよねーと同調した。

さやか『ごめん、気を遣わせちゃって』

 頭の中に声が響く。さやかからのテレパシーだ。
 魔法少女としての力なのか、まどかには聞こえていないようだった。

ステイル『気を遣ったつもりはないよ。もう大丈夫なんだろう?』

さやか『……うん。あたしには、まどかや仁美に、あんたやほむらみたいな友達がいるからだいじょーぶ!』

 肩をすくめて彼女のテレパシーに応えると、それから何気なく川を隔てた反対側の通学路を覗き見た。
 そしてステイルは眉をひそめた。

ステイル「おや?」



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