過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/27(水) 12:39:59.63 ID:A3KqYXYqo

ステイル「で、なにか用かい?」

ほむら「あなたに用は無いわ」

ステイル「ふぅん、まぁ別に良いけど……彼女たちに用があるんだろう? 行くといいよ」

ほむら「そうさせてもらうわ」

 丁寧に灰を携帯灰皿に落とすステイルの横を、暁美ほむらが通り過ぎた。
 すでに彼女に敵意はなく、代わりにシャンプーか何かの、ほのかに甘い香りを漂わせている。
 ステイルを通り過ぎて4,5歩ほど歩いたところで、彼女は振り返りステイルの瞳をまっすぐに見つめた。

ほむら「忠告しておくけれど、まどかに何かしたらただじゃすまさない」

ステイル「……最初からそんなつもりは露ほどもないが、ありがたく肝に銘じておくよ」

ほむら「それからタバコはやめなさい。臭いが染み付くわ」

ステイル「良い消臭剤を持っているんだ」

ほむら「それでも。限りある命、尊い人生を長く生きたいのならやめるべきね」

 それだけ言って、ふたたび彼女は踵を返して歩いて行った。

ステイル「長く生きたいなら、ね。じゃあ君はどうなんだい?」

 ステイルの問いは、漂うタバコの煙に紛れて消えていった。



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