過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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503:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/07(日) 01:48:07.61 ID:4bj7PFf6o

――時を同じくして、その様子を建設途中のビルから眺めていたほむらはうんざりした顔で舌打ちをした。

ほむら「無駄なことを……どうせさやかは……」

 苛立ちを隠さず、目の前で繰り広げられる壮絶な争いに対して吐き捨てるように彼女は言った。
 諦めてしまえばいいのに、と言ってからほむらはその場を立ち去ろうとするが、
 それを阻むように、息を荒くした黒衣の女――シェリー=クロムウェルが彼女の前に立ちふさがった。

シェリー「ふぅ……よぉやく見つけたぜクソガキ……」

ほむら「……あなたは“何”かしら?」

 ほむらの短い問いに、シェリーは鼻を鳴らして口を開いた。

シェリー「美術講師兼魔術師よ。手短に言いましょうか、知ってることを洗いざらい話しやがれ」

ほむら「二面作戦にしては下手ね。それにあなたたちに話すことなんて何もないわ」

シェリー「これは私の独断よ、クソッタレが。組織の意思は確証待ち……だから確証が欲しくてやって来たの」

シェリー「そういう訳だから話してくれないかしら? ソウルジェムと、魔法少女と、魔女の関係を」

ほむら「話したって、何も変わらない。だから話す気はないわ」

シェリー「そうかよ……だったら身体に聞くまでだああぁッ!!」

 シェリーが建材に何かを描いた。
 するとほむらの立っていた地面が突然隆起し、巨大な手の形となり彼女の身体を掴み取る。

ほむら「なっ……!」

シェリー「種は分からねぇが、どんな嫌がらせが効くのかは調べが上がってるのよ。捕縛されたら能力は使えねぇんだろ?」

シェリー「話せ」



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