過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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641:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/17(水) 01:40:38.04 ID:ae63cLlCo

??「あれは私の夢だったし、ね……」

仁美「夢? 失礼ですが、もしかして学園都市の学生さんでいらっしゃいますか?」

??「そうよ。あたしは御坂美琴。よろしくね」

仁美「御坂さんですわね……あら、ということはそちらの方はやはり?」

美琴「そう、妹達(いもうと)ね。今は関係機関に出張って扱いで、妹達(コイツラ)に会いにきてるのよ」

妹達「一万人近くいますけどね、とミサカは小声でぶっちゃけます」

仁美「? それにしても……上条くん、大丈夫でしょうか? さやかさんに追いつけるかどうか……」

美琴「……上条、ね」

 なぜか遠い目をして、美琴は声のトーンを若干落とした。
 同姓の知り合いでもいるのだろうか?

美琴「まぁ大丈夫でしょ、これがラブコメマンガだったらあの子は主人公でヒロインがさっきの彼女だし」

妹達「いい加減現実と妄想の区別位してくれよ、とミサカは本音を包み隠さず暴露します」

美琴「あんたねぇ〜!!」

 目の前で繰り広げられる姉妹喧嘩を見て笑みを浮かべつつ、仁美は喫茶店の入り口へと視線を移した。
 いまさら彼らの姿が見えるわけでもないが……それでも彼女は、入り口から目を離せなかった。

仁美(……)

 確かに、この世界がラブコメマンガの世界なら上条恭介はヒロインこと美樹さやかを追いかけるヒーローなのかもしれない。

 だが、果たしてそう上手いくのだろうか……?

 自分が告白したことなど頭の中から綺麗さっぱり消し去りながらも、しかし仁美は不安を感じずにはいられなかった。



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