過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
1- 20
759:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/23(火) 23:26:44.21 ID:hjeVn6zLo

ローラ「……ぷっ」

ローラ「くっ、くくくく……ふふふ!」

ローラ「あははは! あっはっはっはっは!」

 噴出したかと思ったら、腹を抱えて大笑いし始めた。
 まさか伝言の内容を盛ったのが気付かれたのだろうか?
 さすがに『クソ食らえクソ野郎』を『クソを固めたクソ女め、クソ食らいやがれクソ野郎』に変えたのはやりすぎだったか?
 内心で動揺していたレイチェルは、ひーっと声にならない悲鳴を上げているローラに恐る恐る声をかけようとする。
 だがそれよりも早く立ち直ったローラが、目の端に涙を浮かべてグッ、と親指を立てた。

レイチェル「は?」

ローラ「くくくっ……それでこそ私の部下よ、と思いたりただけのことよ。ふふっ」

ローラ「多少のアレンジは、インパクトの大きさに免じたりて許しけるわ」

 やっぱバレてた。レイチェルは慌てて頭を下げる。

レイチェル「もっ、申し訳ありませんでした!」

 そこでローラはふと真顔になって、テーブルの上を睨みつけた。
 レイチェルも釣られて視線を向けるが、そこにあるのはただの霊装のみ。一体どうしたのだろうか。

ローラ「空気の読めなき男児は嫌われたるという常識を知らぬのかしら」

レイチェル「えーと……はい?」

ローラ「こちらの話につき、気にせずとも良し。もう下がりて良いわ、ありがとうね」

 あの最大主教が素直に礼を言ったことに驚きを覚えつつも、レイチェルは言われたとおりに下がることにした。
 というか、ここで傲慢に居座り続けることの出来る修道女なんているか? いたら見てみたいものだ。
 ああでも、“あの子”ならお菓子さえあればいくらでも居座るかな……
 微笑を浮かべながら、レイチェルはその場を後にした。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/798.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice