過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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903:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/01(木) 14:07:57.19 ID:KahVM0gIo

――結論から言ってしまうと、当たり前のことだが一日で教会を丸ごとすっきり綺麗にすることはできなかった。
 辛うじて礼拝堂にあるゴミを片付け、埃を落とし床を磨いたところで掃除は断念。既に時刻は三時を回っていた。
 結局昼に食べる予定だった弁当をおやつ時に食べ、それから見滝原へ帰ることに。
 というわけで場所は変わって、風車の群れと大きな川を一望できる見滝原市の丘。
 草のなかにどーんと大の字で寝そべりながら、さやかは大きな声で叫んだ。

さやか「ふわぁー、やっぱ遠出は疲れるー!」

杏子「魔女になるよかマシだろー」

さやか「うぐっ、それは否定できないかも……」

まどか「否定できたら怖いよ!?」

ほむら「夏休みの宿題よりはマシ、とか言い出しかねないわね」

 わいわい騒いでいる彼女らを見張りながら、ステイルは遠くにある風車を見上げた。
 これだけの規模なら良い具合に『炎を飛ばせ』そうだが、さすがにここは中心部過ぎる。
 内心で苛立ちを募らせていたステイルはそこで、道路の向こうに杖をついて歩く人影を見つけた。

ステイル「おや、あれは恭介じゃないかい?」

さやか「またまたー、恭介なら今日は外出厳禁だって言ったでしょー?」

まどか「ホントだ、仁美ちゃんもいるね」

さやか「なっはっは! またまたまどかったらもー!」

ほむら「仲良さそうに手を繋いでいるわね」

さやか「ほむらまで……ったくあんたらねぇ」

杏子「ちゅーしたぞ」

さやか「恭介ぇ!?」

 ぎょっとしたさやかががばっと立ち上がって首を右に左に振り回す。犬か君は。

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