過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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933:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/04(日) 04:15:32.76 ID:TlrnBPj2o

ステイル「相性はともかくとして、境遇だけなら僕らは瓜二つなわけだ」

ほむら「話を聞いていたの? 私は目的のためにいくつもの世界を見限ってきたのだけど?」

ステイル「奇遇だね、僕も“彼女”を守るために何十人という人間を焼き殺してきたよ
       これは僕の扱うルーン魔術にも言えることだが、大事なのは量じゃなく質だ。似た者同士には変わりないさ」

ほむら「……慰めのつもり?」

ステイル「似た者同士なら似た者同士らしく、全面的に協力するのも悪くないんじゃないかって言いたいんだけどね」

 その言葉は本心から来るものだ。
 ステイルはほむらの抱える問題に衝撃を受けたが、だからと言って安易に同情などはしない。
 彼に出来るのは、燃やすことと爆破させること。並み居る障害の破壊だけだ。

ほむら「……修道女姿の佐倉杏子は、確かに見てみたいわね」

 ぶっきらぼうに言うと、ほむらはそっぽを向いた。
 その肩はわずかに震えていて、悩んだあげくステイルは黙ったままでいることにした。
 そして、屋上の扉からわらわらとこちらへやってくる集団に気付いて微笑を浮かべた。

ステイル「ひとまず、やらなきゃいけないことが出来たみたいだ」

ほむら「……なにが?」

ステイル「君のことを探してくれるお人好しの相手だよ」

 ステイルに言われてほむらが振り向き、驚きを露にする。
 その視線の先には、風呂敷でくるまれたお弁当を持つまどか達の姿があった。
 ああまったく、いてもたってもいられずに教室を飛び出したわけだ。それも五人で。

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