過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
1- 20
936:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/04(日) 04:19:17.85 ID:TlrnBPj2o

神裂「……ところでどうです、学校の方は」

ステイル「今日得られた収穫は大きかったが、それでも学校に通うより先にやることがあると僕は思うがね」

 そう。なにもステイルは、馬鹿正直に中学に通っているわけではない。
 彼が欠席することで魔法少女に不安を与えないようにすること、そして最大主教の目を欺くためでもあるのだ。

神裂「最大主教の『日中は必ず学校に通え』という指令。やはりあなたの行動を束縛するための物でしょうか?」

ステイル「最大主教の邪魔をしないようにね。その点天草式というしがらみがある君は元から思う存分に動けない……」

神裂「と、勘違いしてくれているおかげで自由に動けていますが……」

 とはいえ本当に最大主教の裏をかけているとは思っていない。
 神裂の性格を考えれば、一番魔法少女のために行動しそうなのは彼女だと行き着くはずだからである。
 それを承知の上で動く。最大主教に反撃するための手段を見つけるために。

神裂「しかし私が聞きたいのはそこではありませんよ」

ステイル「ん?」

神裂「楽しかったかどうか、をお聞きしているのです」

ステイル「……」

神裂「どうでしたか?」

ステイル「……そこそこ楽しめたよ」

神裂「それは良かった」

 微笑むと、神裂は台所の方へ歩いていった。
 ステイルは窓に目をやると、それから付き合いきれないと言わんばかりにため息を吐いた。



 ワルプルギスの夜襲来まで、あと五日。

自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
ex14.vip2ch.com


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/798.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice