過去ログ - 唯「私は、誰と恋をする?」 【百合シミュレーションSS】 Part3
1- 20
188:1です ◆duJq3nZ.QQ[saga]
2011/08/13(土) 18:15:56.98 ID:jjA13T110


唯が気の抜けた返事を返すと、二人はそのままの体勢で沈黙した。
唯はぽっかりと口を開け、純は冷や汗をたらしながら引きつった笑みを浮かべている。
少しして、痺れを切らしたように唯の表情が動いた。


唯「こ、恋人……って私に?」

純「……あっ、は、はい、そうです……」

唯「なんでそんなこと訊くの?」

純「え、えーっと……(もし、本当にいたら憂……どうなっちゃうんだろう)」

唯「まあ、そんな人、いないけどねっ!」

純「ほっ……あ、そう、ですか……」


純が胸をなでおろして安堵の息をつくと、唯が途端に閃き、何やらにやにやとしだした。


純「ど、どうしたんですか?」

唯「う、ふ、ふ。そっかあ、そういうことだね」

純「えっ、なにがですか?(……まさかあの小説についての話を知っているとは思えないけど……)」

唯「純ちゃん……うふふ、私に惚れると火傷しちゃうぜ!」

純「なああああっ!?」


得意げに歯を見せる唯に、純は驚愕の声を上げた。
何か言葉を継ごうとするが、上手い言い回しが見つからない。


唯「そっかぁ〜そうなんだぁ〜えへへ、私もモテるんだねえ」

純「ち、違いますからっ! 全然違うし勘違いしないで下さいよおお! 第一私の憧れの先輩は澪先輩ですしっ」

唯「恋と憧れは違うよ? うふふ……」

純「な、なななな……っ」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/370.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice