過去ログ - 唯「私は、誰と恋をする?」 【百合シミュレーションSS】 Part3
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190:1です ◆duJq3nZ.QQ[saga]
2011/08/13(土) 18:17:09.88 ID:jjA13T110


憂「……純、ちゃんが……そう、だったんだ……」

梓「何だ純か……ってちょっと憂!?」


前を行く二人の30メートルほど後方で、電信柱に二人の乙女が隠れていた。
憂の体がふらりと傾くと、梓は慌てて憂の肩を支えた。


梓「だ、大丈夫? 憂……別に、そんなショッキングな映像でもなかったけど……」

憂「……わ、たしは……少なくとも頭がふらふらする……」

梓「え? ど、どこが?」

憂「お、お姉ちゃんと純ちゃんが……恋人だったなんて……」

梓「えっ……いや、あれは、たまたま会って、一緒に登校しただけの話じゃ……」

憂「……でも、お姉ちゃん、純ちゃんにしがみついていたし……純ちゃんも何か照れていたし……」

梓「そ、そんなことないって……ほら、また明日、突き止めようよ、ね?」

憂「もし、純ちゃんがお姉ちゃんの恋人だったら……恋愛小説の話をしても、まるで動じなかった純ちゃんの様子にも納得がいくし……」

梓「…………」

憂「……そっか、だから純ちゃん……落ち着いていたんだ……」

梓「…………」

憂「どうしよう……全然知らない人よりはいいけど……でも、私と同い年の子と、なんて……」

梓「…………」

憂「わ、わたし、どうすればいいのかな……二人にこれからどう接すればいいんだろう……?」

梓「……憂」

憂「ど、どうしようっ……」

梓「(……妹だけじゃなく、部活の後輩まで放っといて……)」

梓「(……それで、私達と同じ二年生の純にうつつを抜かしてっ……)」

梓「ゆ、」

梓「唯先輩のばかぁーーーっ!!」


梓の【尊敬】ステータスが 2/5 → 1/5 にダウンしてしまいました。

憂の【尊敬】ステータスが 1/5 → 0/5 にダウンしてしまいました。




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