過去ログ - 唯「私は、誰と恋をする?」 【百合シミュレーションSS】 Part3
1- 20
413:1です ◆duJq3nZ.QQ[saga]
2011/09/02(金) 00:57:46.15 ID:mCS2FOh00

→C:「嘘だよ……私、分かるもん。幼馴染だから」
   和ちゃん、どうしたんだろう? 本音を聞きたい!


ぽつり、と呟くような言葉に、和が振り向いた。
見ると、唯が固い表情で俯いている。


唯「私……普段おばかだけど……でも、和ちゃんの様子がいつもと違っているってことくらい分かるもん……」

和「唯……」

唯「私、役に立たないかもしれないけどね、でも……そういう和ちゃんを放っておけるわけないよぉ……」

和「…………」

唯「和ちゃん……」


唯が必死の思いで呼び掛けると、和は細く長く息をついた。
眉をハの字にしつつも、優しく唯に微笑みかける。


和「役に立たないなんてこと、ないわ」

唯「……ふえ?」

和「バスのときも、迷子になったときも……唯は私を助けてくれたじゃない」

唯「う、うん……?」

和「もう、変に謙遜しなくていいわよ。すごく感謝してるし、それに嬉しかったの……いつの間にか、唯がこんなに頼もしくなってて……」

唯「そ、そうかなぁ……?」

和「唯、本当に成長したわ……」

唯「……えへへ、和ちゃんにそういわれると嬉しいよう」

和「……それで、よかったのにね」

唯「えっ?」


和の顔に、薄く影が差していた。
それを見た唯は驚いて、口を噤む。


和「そうよ、唯が成長したことをただ喜んでいれば、それで……」

唯「……の、和ちゃん……?」

和「……唯」


すると、意を決したように和が顔を上げた。
その勢いに思わず唯はたじろぐ。


自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
ex14.vip2ch.com


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/370.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice