過去ログ - 唯「私は、誰と恋をする?」 【百合シミュレーションSS】 Part3
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505:1です ◆duJq3nZ.QQ[saga]
2011/09/03(土) 14:13:44.18 ID:offcKDGI0


思いもよらない言葉に、唯は思わず訊き返す。
律は少し照れくさそうにしながらぽつりぽつりと話しだした。


律「……やっぱりまだ、お前からの電話出にくくて……でもこのままじゃいけないって思ってメールとか電話とかしたけど出ないしさ……」

唯「うぅ、ごめん……」

律「最初は唯、怒ってんのかなって思ってたんだけど……でも、そんなことで怒る奴じゃないって思い直してさ」

唯「(……そうだったんだ)」

律「じゃあ、何で出ないんだって思って……平沢家自体に電話かけたら憂ちゃんがでてさ、それで唯は出かけてるっていうし」

唯「あ、うちにまで電話かけてくれたんだ……」

律「もしかして、外で何かあって……襲われたりとかして、電話に出られなくなったんじゃないかって思ったらその、勝手に体が動いてさ」

唯「りっちゃん……」

律「で、泣きそうな顔しながら聡と一緒にいるのを見つけたから何があったんだと思ったら……単に携帯忘れただけかよ、まったく」

唯「ごめんね……りっちゃんがまだ怒っているのかと思って直接話したくて」

律「……メールにも書いたけどさ、怒ってないよ……ていうか、修学旅行のとき謝っただろ」

唯「うん、でも……」

律「あのときもいったかもしれないけど、お前とこじれるの、もう嫌なんだ」

唯「……うんっ」

律「だから、そのっ、もう、変な遠慮とかやめろよなっ。前みたいに自然にしろよなっ」


頬をかきながら、照れくさそうにいう律に、唯もようやく笑顔になった。


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