過去ログ - 唯「私は、誰と恋をする?」 【百合シミュレーションSS】 Part3
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732:1です ◆duJq3nZ.QQ[saga]
2011/09/12(月) 02:32:26.10 ID:6W3+PvqZ0

それから少ししてようやく澪の笑いがやむと、唯は軽く澪の目元を指で押さえた。
突然のことにどぎまぎしながら「なに?」 と唯に問いかける。


唯「ううん、澪ちゃん、まだ目が赤いなって……皆心配するね」

澪「ん……そうだな、まだ少し目が痛いかも……まあ、唯に涙が出るほど笑わせられたっていえばいいかな」

唯「もうう! 澪ちゃん!」

澪「ふふふっ。なんか、私が唯をからかうのって新鮮かも」

唯「なんか……なんかやだなぁ……」

澪「……私は楽しいよ、唯?」

唯「むー。澪ちゃんがいいならいいけど……」

澪「えっ……」


唯の不意の言葉に思わず澪が目を見張ると、部室のドアが音を立てて開いた。
唯と澪が視線をうつすと、一気に人が入り込んでくる。


律「うっすー。りっちゃんの登場だーい!」

紬「遅れてごめんね〜。今すぐお茶を用意するわね」

梓「こんにちは! 掃除で遅くなっちゃいました……」


次々と入ってきて、久しぶりの部活の雰囲気に目を細める唯。
ふと律と視線が合い、不思議そうな顔をされた。


律「お、唯と澪、先に来てたのか。唯が部活来たの久々じゃん?」

梓「唯先輩、昨日来ていなかったですしね」

紬「本当に久しぶりね……よかったわ」


律と梓が声をかける横で、紬は唯と律を見比べてほっとしたように息をついた。


唯「(そうだ……特にムギちゃんにはすごく心配かけちゃったもんね)」




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