過去ログ - 唯「私は、誰と恋をする?」 【百合シミュレーションSS】 Part3
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848:1です ◆duJq3nZ.QQ[saga]
2011/09/22(木) 02:02:16.84 ID:wk7IL7m10


唯「……ふわぁ〜、できたっ!」

紬「うん、よくできてるわ唯ちゃん!」


紬の指導のもと、唯が残りの四つのティーカップに紅茶を淹れ終えると、二人は思わず歓声を上げた。
時間はかかったが、どのカップからも心地よい香りが漂っている。


唯「……えへへ、でもやっぱりムギちゃんほどにはうまくできなかったよぉ」

紬「そんなことないわ、上手よ唯ちゃん」


紬が淹れた唯のカップの紅茶は、唯が淹れたものよりも鮮やかな紅色をしていた。
それを見て、唯が意味ありげに紬に視線を送った。
紬はその意図を理解したらしく、自身とカップを指さして口元に人差し指を当て、唯にウインクをして見せた。
唯は歯を見せて笑い、四つのティーカップをトレイにのせると、待ちわびている三人の元へと運んで行った。


律「あれ、唯何運んでんの?」

唯「えへへ、皆の分の紅茶だよ〜」

紬「今日は唯ちゃんが淹れてくれたのよ」


いち早く気づいた律に、二人が笑顔で応える。


梓「えっ、唯先輩が?」

澪「……こういっちゃなんだけど、大丈夫、か……?」

唯「皆ひどーい! ちゃんと淹れたもん!」

紬「うふふ、さっきまで教えていたの」

唯「ムギちゃんすっごく丁寧に教えてくれたんだよ! ねー?」

紬「ねー♪」


意味ありがに目くばせする二人に、怪訝な表情を向ける三人。




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