過去ログ - マミ「デミグラスソースはおいしいわね」
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148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga sage]
2011/08/18(木) 02:21:21.62 ID:LvasdRHuo
マミも杏子も食卓につき、いただきますの挨拶とともに食事を始める。

杏子「パンもいいけどご飯もあうよなー。」

マミ「ふふっ、そうね。」

朝食とは思えないすごい勢いでシチューをかけたご飯を平らげて、人心地ついた杏子がマミをみてニヤニヤしながらいう。

杏子「マミあんなんで朝、大丈夫なのかよ。」

マミ「今のとこ、なんとかなってるけど…、誰かがこうやってご飯作ってくれたりすると…」

マミは杏子を見つめながら少し不安げにそう言った。
杏子は少しの沈黙の後、満面の笑みを浮かべて、マミへの返事をする。

杏子「…やれやれ、朝の家事はあたしの仕事か。」

マミは頬を染めながら安堵した。嬉しさで涙が出そうだったが、照れ隠しで一口シチューをすすり、微笑みながら照れ隠しのセリフをつぶやいた。

マミ「デミグラスソースはおいしいわね」

杏子はマミの言葉を聞いて、思わず笑いだす。マミも釣られて笑いだした。二人だけの食卓に明るい笑い声が響く。

どんな運命も乗り越えられる、二人にそんな勇気と希望を抱かせる笑い声だった。

==終わり==


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