71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[saga]
2011/07/28(木) 13:02:40.51 ID:0bTRCMGX0
僧侶「これでよし、と。良ければ近くの集落にお連れしましょうかぁー?」
エルフ「いえ、そこまでしていただかなくても……」
魔法使い「何言ってるんですの。人の親切はありがたく受け取っておきなさいな」
エルフ「みなさん……」
エルフ「……」
女勇者「?」
エルフ「……私、みなさんにお伝えしなければならない事があります」
女戦士「その様子からすると、魔帝軍の内部情報といったところか」
エルフ「――はい。ですが……」
女勇者「……教えてください。どんな事でも構いません」
エルフ「…………魔帝が、孤島の城にいるという話を……耳にしました」
僧侶「孤島の城って……世界の中心と呼ばれる大結界の湖にある、あの王城ですかぁ!?」
女戦士「魔帝の本拠地だと!?……罠じゃないのか、勇者」
エルフ「赤い髪の魔族が獄長と話していた事です。私、すぐ隣で聞いていましたから……おそらく事実でしょう」
魔法使い「!……あなた、あのおぞましい怪物の……その首輪、下着同然の格好。……惨い話ですわね」
僧侶「ほらやっぱり空気読めない〜……」
魔法使い「……今のは話の流れでしょうが」ビキビキ
女勇者「赤い髪の魔族……マグマ・ピックを領土とする幹部、炎の魔人」
女勇者「――ボクは信じるよ、君の話を」
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