78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[saga]
2011/07/28(木) 13:12:57.64 ID:0bTRCMGX0
〜王宮の回廊〜
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[saga]
2011/07/28(木) 13:13:53.82 ID:0bTRCMGX0
〜王宮・孤島の胎内〜
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[saga]
2011/07/28(木) 13:15:59.97 ID:0bTRCMGX0
…
女戦士「お、おい。ちょっと待て」
僧侶「魔帝が、負けそうですよ……?」
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[saga]
2011/07/28(木) 13:17:03.58 ID:0bTRCMGX0
勇者は目を見開き、戦士は立ち尽くし、僧侶は神に祈り、魔法使いは力無く膝をついた。
「悪魔だ」勇者は視線の先――姿を変えた魔帝を見上げて呟いた。
女と見紛う容姿は一転して鬼の形相へ変貌し、流れる銀の髪は逆立ち天を衝く。
四対の黒翼が王宮の天井絵を覆い隠し、その中心点に座する双眸が怜悧に大男を貫いた。
82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[saga]
2011/07/28(木) 13:18:59.52 ID:0bTRCMGX0
魔法使い「えっ」
僧侶「嘘」
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[saga]
2011/07/28(木) 13:21:07.65 ID:0bTRCMGX0
女戦士「ッ……逃げるぞ、勇者」
女勇者「おぇ……ど、どうして……」
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2011/07/28(木) 13:22:48.10 ID:0bTRCMGX0
…
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[saga]
2011/07/28(木) 13:25:20.08 ID:0bTRCMGX0
女勇者「 」
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2011/07/28(木) 13:27:04.21 ID:0bTRCMGX0
女勇者「ふ、うぅ。くっ……ひぐっ……グス」
魔王「……」
魔王「……我は、今までに数えきれない勇者を目の当たりにした」
87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[saga]
2011/07/28(木) 13:29:18.72 ID:0bTRCMGX0
女勇者「う……くぅっ」
女勇者「……せ、世界を救うんだ……」キッ
88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[saga]
2011/07/28(木) 13:31:58.20 ID:0bTRCMGX0
黒の魔族「なぁっ!?……魔帝様が、ぺしゃんこに……」
青の魔族「……ま、魔帝様……」
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