25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:06:02.98 ID:DNOa7QlF0
いくつもの世界を経験しているほむらも、魔女のようにメルヘンでもファンタジーでもない目の前の出来事に戦慄する。
頭を撃ち抜かれたはずの人間が、すぐに起き上がり、眼にもとまらぬ速さで結界の奥へと跳んでいったのだ。
それよりも恐ろしかったのは、一瞬こちらを見据えた冷たい目。
何もかもを見透かすようでいて、諦めの色さえ見えるその目に、一同は恐怖と嫌悪を覚えた。
その目が特に、まどかの事をじっと見つめていたのをほむらは見逃さなかった。
ほむ「今のは一体……」
マミ「あっちは手負い。それよりも今は魔女よ。関係のない子たちもいるし。手伝ってくれるわね?」
ほむ「ええ……」
マミ「キュゥべえ、少し我慢して待っててね」
一方、バビル2世はぴょんぴょんと元気よく飛び跳ね、既に結界の奥、魔女の待つ広間へと進んでいた。
バビル「こうして見るに、前のやつと同じだな。それか魔女とはどれも同じ様なものなのか、あるいは……」
魔女はツタの鞭でバビル2世を迎撃するも、攻撃はすべてかわされ次第に距離を詰められていく。
バビル「どれ、今一度魔女がどの程度のものかしっかり見極めておく必要がある」
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