83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2011/07/28(木) 16:47:48.68 ID:RoiHXRQCo
メ欄にsagaを入れればフィルター機能をオフに出来ますのよー
魔力
84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:47:52.02 ID:DNOa7QlF0
バビル2世の足もとに黒い染みが広がり、そこから二人の少女が吐き出される。
美樹さやか、そして鹿目まどかだ。ふたりはぐったりと地面に横たわっていたが、幸い息はあるようだった。
ほむ「ま……まどか……」
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:49:12.33 ID:DNOa7QlF0
そういうことだったのか。ありがとうございます。
危うくバビル2世のセリフが伏字だらけになるところだった
86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:49:46.30 ID:DNOa7QlF0
バビル2世もまた、インキュベーターへの宣戦布告とともに、ロデムを伴いどこかへ跳んで姿を消した。
マミは、バビル2世の残した物騒な物言いにぶるっと背筋を震わせる。
87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:50:47.75 ID:DNOa7QlF0
ほむらもまどか元へ行き、彼女を抱きかかえる。まどかはすでに意識を取り戻していた。
ほむ「まどか……終わったわ、何もかも……」
88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:51:24.30 ID:DNOa7QlF0
杏子「あー、ところでマミ。あの『ジャックポット』ってのはなんだ?」
マミ「えっ……それはその、その場の流れというかなんというか……言ってみたかったというか……」
杏子「なんかの意味があるのか?」
89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:51:54.13 ID:DNOa7QlF0
―――少女たちのエピローグ 日々はつづく
決戦から数週間の後も、巴マミの自宅の玄関の鍵はいつぞや壊れたままになっていた。
その扉をがちゃりと無遠慮に開く者がいる。
90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:52:28.53 ID:DNOa7QlF0
マミ「え? 困ってるように見えた? あらごめんなさい。あまりに忙しくてつい雰囲気ににじみ出てしまったのね」
さや「……で、一体どうしたんです?」
マミ「それがねぇ……ここ最近、テレビでどこもかしこも魔法少女とか魔女とかの特集やっているでしょ?」
91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:53:07.00 ID:DNOa7QlF0
マミ「毎日誰かと遊ぶ予定ばっかりになってしまって……まったく……私の体は一つしかないよ?」
マミ「私はあなたたちとのお茶会を優先したいって言うのに……人気者はつらいわぁ……」
マミ「普通の人にはこの苦労は分からないでしょうねぇ……静かで孤独な日々が懐かしいぐらいよ……」
92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:53:41.97 ID:DNOa7QlF0
―――街角
まど「いっけない、遅刻遅刻ー。やっぱりほむらちゃんのそばを離れるといいことなないぁ」
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:54:15.59 ID:DNOa7QlF0
―――超人たちのエピローグ 戦いはつづく
ワルプルギスとの戦いの後、バビル2世はしもべ達の修理を兼ね、一時バベルの塔へと帰還していた。
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