過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/07/30(土) 21:17:31.94 ID:6MLEAleW0
浜面「絹旗!」

絹旗「超大丈夫ですよ。こう見えても私はレベル4の『窒素装甲』ですからね。
   まずは1台超潰します!」

絹旗は装甲車の上で大きく振りかぶり、拳を振り下ろす。その一撃は装甲車を大きくへこませた。

絹旗「な……」

絹旗は驚愕した。装甲車は確かにへこんだ。だがそれだけ。へこんだだけだったからだ。
絹旗の一撃を受ければ、普通の車なら大破してもおかしくないのに。

絹旗(この車超堅い……!ここは一旦ワゴンに戻りましょうか)

そう思った絹旗だったが、装甲車が突然激しく動き、振り落とされそうになる。

浜面「絹旗!早く戻れ!」

装甲車は暴れながら、ワゴンとの距離を離していく。どうやらワゴンと絹旗を引き離したいようだ。

絹旗「私の事は超構いません!皆さんは先に病院へ!」

浜面「絶対に!絶対についてこいよ!」

絹旗(そんな事、浜面に言われなくても超分かってますよ)

こうして絹旗は離脱した。そして浜面達の危機も依然続いている。

浜面「麦野、早くもう1台の装甲車を何とかしないと……!」

麦野「そんなこと分かってる!でも当たらないんだよ!」

麦野はさっきからビームを放っているが、悉く避けられる。

浜面「さっきの、シリコンなんとかを使えば良いんじゃねぇのか!」

麦野「さっきので失くなっちまったんだよ!」

浜面「そ、そうか」

半蔵「くっそ……何とか出来ないか郭!」

郭「そんなこと言われても……あ」

半蔵「どうした!?」

郭「私、巻き菱を持っていました!」

半蔵「どうしてそれを早く出さなかった!?」

郭「いやぁ、今思い出したんですよ」

半蔵「ああもう分かったから!早く撒け!」

郭「はい!半蔵様!」

返事をした郭は勢い良く、空いた屋根から巻き菱をばらまく。
巻き菱を踏んだ装甲車のタイヤはパンクし、あらぬ方向に走って行った。



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