過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
1- 20
195:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/08/08(月) 19:07:54.78 ID:/Y0I2UTx0
絹旗「麦野!」

麦野は力の暴走で、義手である左手が吹き飛んだ。加えて、全方向にビームが発射されている。
絹旗は、近付くどころかガードや避けることで精一杯だった。

絹旗(麦野……!)

その時だった。何かが動く影が見えた。フレンダは消滅した。
となると、考えられるのはフレメアだった。フレメアは麦野に向かって歩き出す。

絹旗「フレメアちゃん!?今の麦野に近付いては、超駄目です!」

絹旗の声が聞こえていないのか、はたまた無視しているのか。
フレメアは、構わず麦野に向かって歩き続ける。そして、麦野の腰辺りに抱きついた。

麦野のちぎれた左腕からは『原子崩し』で出来た腕が伸びており、依然ビームの発射も続いている。

その状況で、零距離のフレメアが無事でいられるのは、奇跡と言っても良かった。
フレメアはそのままの状態で、呟くように言った。

フレメア「本当は……大体分かってた。フレンダお姉ちゃんは、大体前に死んでいて
     死者が生き返る筈もないってことぐらい」

フレメア「でも……どうしても寂しかった!フレンダお姉ちゃんの訳がないって
     大体分かっていても、どうしても殺してほしくなかった!」

呟くような声から、段々大きな声に変わっていく。
絹旗の耳にも、届き始めるくらいに。

フレメア「だから……!私は止めに入った!」

フレメア「でも気付いた!私はもう大体1人じゃない。寂しくなんかないって!
     私には、浜面や滝壺お姉ちゃん、麦野お姉ちゃんや絹旗お姉ちゃんがいるから!」

絹旗「……フレメアちゃん」

フレメア「だから!こんなところでこんなことやってないで
     また皆と一緒に過ごそうよーーーーー!」

麦野「う、わああああああああああ!」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
524Res/591.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice