過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[saga]
2011/09/06(火) 03:24:40.91 ID:iNh2rC4q0
オッレルス「もしもし」
保護された少女『もしもし、まだ帰ってこないのー?どこで何してるの?
もしかして、また私達みたいな子達を助けているの?』
オッレルス「いや、そうじゃない。そうじゃないけど……」
言い淀んでいるオッレルスから、シルビアは携帯を強引に奪いとった。
シルビア「もしもし」
少女『あ、シルビアお姉ちゃん。
あのねー、オッレルスお兄ちゃん元気ないみたいだけど、何かあったの?』
シルビア「お、声だけでオッレルスのテンションが分かるんだ」
少女『えっへへー。私はオッレルスお兄ちゃんの事が大好きだからねー。
それくらいは当然なんだよー』
シルビア「そう。じゃあさ、頼みがあるんだけど」
少女『なになに?』
シルビア「元気がないオッレルスを励ましてやってくれないか」
少女『そんなことなら、お安い御用だよー』
シルビア「そう。じゃあ代わるわね」
そう言ってシルビアは、オッレルスに携帯を差し出す。オッレルスはそれを無言で受け取る。
オッレルス「もしもし」
少女『もしもし、あのねー。私には、お兄ちゃんが何に悩んでいるかは知らないけどね、
落ち込んでいるなら、これだけは言っとくよー?』
少女『お兄ちゃんは、絶対に途中で諦める人じゃないよ。
生きる希望を無くした私達に、お兄ちゃんが生きる希望を与えてくれた。
今でも、感謝してる』
少女『それと、辛くなったらいつでも相談してねー。私なんかじゃ
頼りにならないかもしれないけど。お兄ちゃんは1人じゃないんだよ?』
少女『じゃあね、お兄ちゃん。早く帰ってきてねー』
それで、通話は終了した。
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